2017年5月2日火曜日

ゼンマイもみ



ゼンマイを揉んでいるトヨジイの写真です。
干しゼンマイを作ります。

ゼンマイ(薇)は、シダ植物で、若芽を食用としています。
土から顔を出したときは、葉っぱがカタツムリの殻のようにぐるぐると巻かれた状態。

グルグルに巻かれている葉は、ワタ状の繊維で覆われていますが、ゼンマイが成長していくと、ワタが落ちて葉が広がります。

ワタが葉を守っているのでしょうね。
ワタがとれて葉が開いてしまったものは食用に向きません。
昔は、このワタを集めて、真綿と混ぜ込んで紡いでいたそうです。

ゼンマイは「男ぜんまい」と「女ぜんまい」があり、ワタの中の葉が丸く膨らんでいるのが男ぜんまいで、ぺったんこが女ゼンマイ。

どちらも食用として食べられますが……男ゼンマイは採りません。
子どもの頃、男ゼンマイを採って、トヨジイに怒られました。

男ゼンマイを採ると、ゼンマイが再生しないので採ってはダメなのだそうです。
あと、女ゼンマイのほうが美味しいそうです。

ゼンマイが食べられるまでになるようには、何工程もの手間が必要となります。
ワタをとって、茹でて、水をきって、ムシロに広げて天日干しします。
写真は天日干ししているゼンマイを手でグルグルともんでいる様子。

手もみを日になんどか繰り返し、乾燥するまでゼンマイを干します。
手もみをするのは、乾燥したときにゼンマイが折れてしまうから。

食べるときは、水にいれて茹でてもどして使います。
山菜は食物繊維豊富でお通じにも良いと言われています。

山の恵みに感謝ですね。

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