日本の「山・鉾(ほこ)・屋台行事」が、ユネスコの無形文化財に登録されましたね。
でも、イラストは青森ねぶた祭りのハネト(跳人)です(^_^;)すみません。
「角館祭りのやま行事」秋田県、
「博多祇園山笠行事」福岡市など、東北から九州までの33行事。
これまで(2016年11月)日本国内では22件がユネスコの無形文化遺産として登録されていましたが、今回の登録を加えて21件になりました。
2009年に京都祇園祭の山鉾行事と日立風流物(茨城)が登録されていたのですが、この2件を今回登録された31のお祭りにプラスして、33件の「山・鉾・屋台行事」を1つのグループにして登録を行ったのです。
22件の登録から京都祇園祭と日立風流物の2件をマイナスして20件。
そこに「山・鉾・屋台行事」を加えて、国内の無形文化遺産の登録数21件となったわけです。
33件のお祭りが始まった所以はそれぞれのようですが、飢饉や疫病がキーワードのように感じました。
そういえば、以前、京都に旅行に行ったとき、タクシーの運転手さんが
「京都は盆地で夏暑いからね。昔は暑さで子どもが大勢亡くなったんだよ。その鎮魂のいみもあるんだよね、京都祇園祭り」
と、教えてくださいました。
普段の生活の中にお祭りや神様がなにげに寄り添っているんですねぇ。
日本の良さでしょうか。
登山について山のことを調べていると、麓宮や奥宮として神社や神様が出てきます。
八百万神さまがいるわけですからねぇ。
そうそう!
21件の無形文化遺産登録に、小千谷縮・越後上布が入っていました♪
新潟にも、良い物がたくさんありますね。
小千谷といえば、お雛様のときに飾られる絵紙も素敵ですよね。
絵紙は、反物を江戸に売りに行った商人が、おみやげとして江戸の浮世絵を購入したものを、屏風などに張り付け、ひなまつりに飾っていたのだそうです。
毎年、小千谷で展示されています。
枚数が多く、壁一面に錦絵が飾られる様子は圧巻ですよ。
ハネトの衣装やねぶた、ねぷたの山車、今回ユネスコの無形文化財に登録された「山・鉾(ほこ)・屋台行事」もそうですし、浮世絵も色鮮やかですよね。
「色使い」に関する時代遍歴もあるのでしょうね。