2016年11月14日月曜日
マツヨイクサのイラスト 月見草の本当の名前
今日は、スーパームーンですね。
68年ぶりに、月が地球に接近するそうです。
68年前のスーパームーンは1948年1月26日、ちなみに、帝銀事件が起きた日です。
さて、イラストは月見草。
でも、本当の名前は、待宵草(マツヨイクサ)。
月見草と呼ばれていますが、本当の月見草はまったく違う植物なんですよ~。
月見草は白い花を咲かせます。
じつは、この待宵草、外来種!
江戸時代末期にやってきて、自生したというので驚き!
夕方から開花するので 「宵待ち草」とも呼ばれています。
黄色い花と、夕方からの開花というので「月見草」と言われるようになったのかもしれませんね。
ちなみに、待宵草にはいろいろな種類があります。
待宵草、大待宵草、小待つ宵草、雌待宵草。
花はみな黄色ですが、葉っぱや茎の形状が異なります。
でも、私にはどれがどれやらわからない……。
イラストの待宵草も、他の待宵草かもしれません、ゴメンなさい。
2016年11月13日日曜日
藤権現の秋実のイラスト 悲しい「逆さ藤」の伝説がある山-藤権現
魚沼市を流れる、魚野川の左岸に位置する「藤権現」。
230mほどの山ですが、山頂からは魚沼市が一望できます。
この山には、悲しい伝説が伝わっています──。
その昔、「お藤」という美しい娘がおりました。
お藤の評判を耳にした殿様が、お藤に城にあがるように申し出たのですが、
お藤には許嫁がいたため、殿様の申し出を断りました。
これに激怒した殿様は、お藤を藤権現の木に逆さ刷りにしたうえ、斬首したのです。
お藤が殺された後、権現堂では今まで咲いたことがない藤の花が……それも逆さに咲きました。
お藤を斬首した殿様は、湯治に出掛けた際、家臣の謀反に遭いあっけなく殺されたのでした。
「逆さ藤」の伝説って、けっこうあちこちにありますよね。
藤が逆さに咲くって、上を向くということなのかしら……?
藤権現の山頂は綺麗に整備されていて、祠や鐘があります。
イラストは、藤権現の秋の実です。
2016年11月12日土曜日
アケビのイラスト 食べてよし、工作してよしの植物
アケビというと、紫色の皮に包まれた、甘いツブツブの実を思い出しますが、その新芽は山菜として食用されているのですよ。
「木の芽」という愛称で、通に好まれる山菜。
ゆでておひたしにして食べるのですが、
ちょっと苦味が(かなりかな……)あり、大人の味ですね。
子どもの頃は、苦みを消すために、マヨネーズをつけて食べていました(#^.^#)
くるみとあえたり、生卵とあえたりすることで、マイルドな味になるようです。
アケビの皮もアクを抜けば食べられるようですが、皮も苦みがあるみたいです。
私は、皮は食べたことがないので、一度食べてみたいです。
そして、アケビの新芽は茶色いツルになります。
固く強くなったツルは、カゴなどを編む道具として使われていますね。
アケビのツルは、江戸時代から農家の日用品を作るアイテムとして活用されていたようです。
自宅の庭にアケビが植えられているのですが、ツルがどんどん伸びていくのでびっくりしました!
すごい、繁殖力ですよ!
こまめにツルをとらないと、凄いことになりますよね。
ツルを採取して、籠を編んでみようかとも思ったのですが……。
いずれ、チャレンジしてみたいです。
イラストのアケビは魚沼市の山、鳥屋ケ峰でのスケッチ。
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