2017年5月3日水曜日
佐渡鬼太鼓のイラストでつくったポチ袋
佐渡の鬼太鼓のイラストを使って、ポチ袋を作ってみました。
プリントアウトしてカット、のりで貼り付けるとポチ袋ができます♪
私の実家(トヨジイの住み家)や今の嫁ぎ先では、お祭りの際に「ご祝儀」をご祝儀袋に入れてお渡しするので「ご祝儀」と書いたのですが、ポチ袋ではご祝儀は渡さないですよね(汗)
水引のついている、祝儀袋で渡しますよね。
原寸サイズはA4半分くらいなのですが、拡大してプリントアウトしてご祝儀袋サイズにしてください。
画面向かって左の白い□部分は、お名前を書いていただければと思います。
日本のお祭りというのは、農耕に合わせた時期に行われるものが多いと思います。
春の田植え前⇒農耕の無事を願う。
秋の稲刈り前⇒収穫を願う、収穫への感謝。
農耕の神が春に山から下りてきて、稲作が終わると山に帰る。
その神様をお迎えする儀式と、感謝をしてお見送りをする儀式が春祭り秋祭りであるように感じます。
余談ですが……。
神様のお使い主がキツネとされていますが、稲の神様のお使いのキツネと仏教の神・荼枳尼天が乗っているキツネとがゴチャゴチャになって稲荷信仰が広まっています。
稲荷神は五穀をつかさどる「ウカノミタマ」で、ウカノミタマのお使いは白いキツネです。
荼枳尼天も白いキツネに乗っているので、余計混乱しているわけです。
話を戻しますね。
佐渡の鬼太鼓は、五穀豊穣・家内安全の祈願を結びつけた田楽から始まったといわれています。
田んぼに憑く悪霊を、鬼の踊りで祓うという意味があります。
鬼太鼓の舞も、佐渡各地で異なっていて、勇ましい舞もあれば、雅な舞もあり、翁が登場して豆を撒くものもあります。
それぞれの舞で、悪霊を田や里から追いだします。
能や狂言の舞にも、悪霊を祓う、追いやる、場違いであると気づかせる意味が込められているものがあるようです。
踊りを舞うことは、見る者を楽しませているだけではなく、見えない者への警告の意味もあるのでしょう。
また、見る側の喜びや楽しいという陽の気が、陰の気を押しやるということでもあるのでしょうね。
佐渡は能も盛んな地域です。
外海府からの悪霊の侵入を防ぐということで、鬼太鼓や能が守りの役目をしてくれているのかもしれませんね。
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