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2024年8月23日金曜日

北アルプス伝言板

 


有明山がはちまきをすると雨となる

常念岳に朝日があたるとその日は晴

雲が少しもなくて穂高から白馬岳まではっきり見えるとき、近いうちに天気が変わる

梓川の音がとどろくときは、すぐ雨になる

穂高に虹が立つと晴れる

常念の峰だけ出て雲が帯のように引くと雨に

穂高が間近に見えると雨が降る

12時前にやんだ雨は次の日また降り出す

朝雨は天気になる

2024年6月30日日曜日

蔵春閣から祇園閣、大倉喜八郎から伊東忠太へ

 


2023年『蔵春閣』が新潟県新発田市の東公園に移築されました。

蔵春閣は、東京の向島、隅田川沿いにある大倉喜八郎の別邸内に、政財界の人々や海外の賓客をもてなすための迎賓館として明治45年に建てられた建物です。

その後、向島から船橋へ移設。2012年~2013年に解体、大倉文化財団より新発田市へ寄贈。

2020年より移築着工。

2023年4月29日に一般公開されました。

蔵春閣で目をひくのは、室内の装飾。

大倉翁が蒐集した美術品や工芸品などがあちこちに使われ、建物そのものがまさに文化財。



なのですが、注目はそれだけではなく、建物の移築(修復・施工)をした大成建設さんの匠の技!

ここはあえて新発田市が紹介する蔵春閣のサイトではなく、大成建設さんの蔵春閣移築プロジェクトについてのサイトをリンクさせていただきます。

de'-TAISEI DESIGN WORKS2023 蔵春閣


蔵春閣や大倉翁については、こんかいこれくらいで。

別の機会にゆっくりまた。


今日の主は、京都にある大倉翁の別荘(別邸)。

その地にある祇園閣。

祇園祭りの山鉾をイメージして作られた祇園閣は銅閣寺という別名を持っています。


―屋根は銅板葺きであるが、これは大倉喜八郎が金閣、銀閣に次ぐ銅閣として作らせたためである―

引用:Wikipediaより


※今日のイラストは金閣寺(銅閣寺つながりで)


そして、祇園閣の設計を手がけたのが、建築家の伊東忠太。

平安神宮、明治神宮、大倉集古館など多くの作品を手がけているのですが。

実は蔵春閣を作るとき、大倉喜八郎は伊東忠太に意見を求めています。また、東京港区にある「大倉集古館」の設計も伊東忠太が手がけています。

さらに、新潟にも伊東忠太設計の建物があるのです……それは!



2024年6月5日水曜日

柳絮(リュウジョ)とは

 


柳絮(リュウジョ)

5月中旬、東大寺を訪れた知人が、大仏殿にフワフワ埃のような物が舞っていて気になったというので、フワフワしたものが何か調べてみました。

東大寺の境内(大湯屋)に丸葉柳(アカメヤナギ)という柳があり、春(初夏)に種子を包んだ白い綿毛、柳絮を飛ばすのだそうです。

大仏殿の参道にもアカメヤナギ(保存樹の説明板に書かれている名称。Wikipediaでは丸葉柳の別名としてアカメヤナギと表記)があります。

新緑の中、白い柳絮が舞っている動画が東大寺公式SNSにアップされていました。

動画もいいですが、小説家・田山録弥の『花二三ヶ所』に柳絮を描いた(以下の)美しい一説があります。


もう一つ春の花の印象として忘れられないのは、北京の郊外の玉泉山のあの天下第一泉の碑の立つてゐるところで、柳の花の飛ぶのを見たことであつた。

柳絮雪の如しとか、柳絮満天に飛ぶとかよく言つてゐるが、それを眼にしない中は、私は例の支那人の誇張癖とばかり思つてゐたのである。

それにしても、その美しさは! そののどかさは! 丸で粉雪か何ぞのやうに池の上に千点万点落ちて来るさまは!

それにあたりには蛙が頻りに鳴いてゐる。池には天下第一泉の清い水が滾々として湧き出してゐる。日は麗かに照つてゐる。実際、唐扇にでも書いてありさうなシインであつたのを記憶してゐる。

【引用:田山録弥『花二三ヶ所』】


東大寺は大湯屋の丸葉柳から舞う柳絮が風物詩のようですが、シダレヤナギをはじめとしていろいろな種類の柳があり、初夏にはあちこちで果穂がはじけて種を包んだ綿毛が飛んでいく様子が見られるそうです。

知人は柳絮を埃と思っていましたが、私も今までタンポポの綿毛? と思っていたものが柳絮だったかもしれない……。

今度フワフワするものを見たらケサランパサランかも!? などと思わずよくよく確認しよう。


上高地のネイチャーガイドファイブセンスさんのブログに

柳絮を見て柳の種類を見分けることができるか? という記事が掲載されていました。

【上高地コラム】初夏の風物詩「柳絮」の見分け

上高地でも柳絮は初夏の風物詩とのことです。

7月、8月が楽しみですね。

2024年5月20日月曜日

づくし


 

昨年は筍がでない年だったけれど、今年2024年は筍が豊作とのこと。

筍には裏年と表年があって、出る年と出ない年が1年ごとに繰り返すそうです。


筍というと、モウソウチク(孟宗竹)が一般的ですが、今日アップしたイラストに描かれているのは、チシマザサ(千島笹)。

標高の高い山地に多く育つ植物で、雪の重みで根元が曲がる、根元が土から斜めに生えているから、ネマガリタケ(根曲がり竹)とも(私はネマガリタケとして認識していました)呼ばれています。

とよじいも「根曲がり竹の子」と書いていますね。


さて、先日モウソウチクの筍を2本頂戴したので、いろいろな料理を作りました。

1日目、筍ご飯と味噌汁。

2日目、プラスでうま煮。

夜、朝、昼と筍づくしを美味しくいただいておりましたが、昼餉の後に急なめまいが……。

寒気と吐き気とめまいがして横になって、その後朝まで……。

翌朝には不調は治っていたのですが、めまいがしたときに、何となく考えていたことがあります。


それは……「もしかして、筍食べすぎた?」

後日ネット検索しましたら、やはり食べ過ぎはよくないという記事が多々見つかりました。

体質や体調にもよるのでしょうが、

過ぎたるは猶及ばざるが如し、中庸が大切……食材は適量が大切。


美味しくても「づくし」は注意と痛感しました。

とはいえ、実は今年2回目のづくし症状。

1回目の食材と様子はまた別の機会に……。


筍について【参考】サイト:農林水産省 aff03 March 2021号

2024年3月4日月曜日

春先花 冬花


 

尾根の雪も落ち、雑木が多く出て、笹の緑やマンサクが満開に近い。

雪をひろって登ると、進む先にピッピッピーと小鳥たちの声。

足を止めて見ると、マンサクの花をついばんでいる。

小動物にもうれしい春近しか。

(かわりに兎がいない)

2006年3月27日 スケッチ

2024年3月3日日曜日

山のスケッチ展

 


山のスケッチ展

友人夫妻や所属していたハイクカタッコ会員諸氏との山行時の記録的な絵日記・スケッチ(水彩)絵を展示しています。

御笑覧いただければ幸いです。

期日:3月1日(金)~26日(火)

平日:9時~16時
土曜日:9時~12時
休館日:日曜・祝日

場所:伊米ヶ崎公民館 1階 談話室
   魚沼市虫野59番地

※料金無料、写真撮影OK







3月3日


越後うらさの毘沙門さまは

国の宝よ福の神サ

三月三日の深雪の中で

裸はだしの押合い祭り

ハア、サンヨ、サンヨ、サンヨ、サンヨー 


越後浦佐 毘沙門堂裸押合大祭

令和2年度より開催日は3月第1土曜日に変更となっています。

令和6年度は3月2日(土)に開催されました。

今シーズンは積雪が少なく、3月1日(金)には根雪がなく土が出て、春のようでした。

1日2日の深夜から雪が降り始め、2日には地面が茶色から白へと変わり。

深雪の中で、裸はだしの押合い祭り

サンヨ、サンヨ。

2023年12月16日土曜日

八海山 千本槍小屋

 


八海山は、南魚沼市にある標高1778mの山。

イラストは9合目の千本槍(ヒノキ)小屋。

平成11年4月12日スケッチ。

2023年7月20日木曜日

北海道 雄阿寒岳 雌阿寒岳



ハガキが家に着くまで、

山行きを終えて一路、越後路でしょうかね。

今回も多くの思い出が荷につまりましたね。

楽しさを 背に治めての 雲の中

雄阿寒 雌阿寒 平成9年7月9日

2023年7月5日水曜日

南部トラノオと早池峰


 

無理をして来た。

良かった……昨日の山、岩手・焼石岳の水と花。

本日(多分昨日になる)早池峰岳、快晴。

花と岩肌を登る。

三時間はふっと、鳥海を思い、利尻を、そして尾瀬と。

今度は貴方の思い出を作る為に出行しましょう。

又ね……。

南部トラノオと早池峰

平成6年7月16日

2023年7月3日月曜日

北岳山頂近く

 


遠いアプローチです。

そのかわり岳々は美しく雄々しく、背に富士をしたり横にしたり。

花は満々と咲き。

約束の二人で登山をいつかはと思いつつ、歩を進めます。


北岳にて 山野好男

2023年7月2日日曜日

みちのく山行2日目も一日晴天

 


早池峰山 小田越

平成6年7月16日

河原坊からの正面コースも急登で長いと思ったが、帰路の(小田越)コースも長い、そして暑い。

みちのく山行2日目も一日晴天。

初日、岩手に着いた時から梅雨が明けた。

明日も晴れそう。


登山メモ:早池峰山(1917m) 岩手県

2023年7月1日土曜日

初めて通過の白馬大池が美しい


 雷鳥坂から小蓮華山手前で大休止。

ボンベで湯を、そして、ティータイム。

コーヒーもパンも美味しい。

初めて通過の白馬大池が美しい。

平成3年8月14日。

2023年6月29日木曜日

富士を絵にするなどと言う事が無理なのだ

 


大菩薩より富士

平成3年2月17日


昨日の富士は美しかった(中央高速道)が、登るにつれて風にのって雲が来て、富士の頭をつつんで澄んだ姿はみられない。

無理に眼で絵にするが?

富士を絵にするなどと言う事がむりなのだ。

登山の一ページとしておく。

2023年6月27日火曜日

八方尾根 第三ケルンより

 


 八方(尾根)第三ケルンより白馬鑓ヶ岳を見る。

 昭和63年6月19日


 唐松岳山荘に宿泊

 ぼくのおたんじょうび パーティーをやったねー

2023年6月25日日曜日

コマクサの大群落であった



針ノ木岳より蓮華岳山頂まで。

コマクサの大群落であった。

平成2年8月14日

大野から扇沢まで入り

針ノ木岳~スバリ岳(2752m)~赤沢岳(2678m)~鳴沢岳(2641m)~新越山荘~岩小屋沢岳(2630m)~種池

平成2年8月14~15日

扇沢に下山。
帰路大町にて温泉にゆっくりつかり帰宅。P.M 8:30

【メモ:大町温泉郷




2018年2月18日日曜日

八海山~中ノ岳縦走登山メモ


とよじいのイラストを整理していたら、面白いメモが出てきました。

八海山~中ノ岳への縦走登山計画書のようです。

最後に駒ノ湯入って帰宅。

日付が見当たらないので、いつ頃の登山計画かわかりませんが、
このときに書いたイラストなどが出てきたらアップします。