昨日のブログ記事
祇園閣の設計を手がけたのは、工学博士で建築家の伊東忠太です。
平安神宮、明治神宮など著名な建築設計を行っていて、個人邸宅や記念碑、お墓なども設計していたそうです。
そして、不思議な動物や妖怪のモチーフの飾りを建物に施すというのが伊東忠太の建築物の特色。
幼少から絵を描くのが好きだったようで、魑魅魍魎の姿をかりて社会情勢を絵葉書に綴った風刺漫画(大正3年~昭和25年にかけて)が「阿修羅帖」として出版されています。
そして、6月のブログ記事で触れた――
新潟にも伊東忠太設計の建築物があるということについて
1つは、越後一宮 彌彦神社です。
明治末に本殿他が火災で焼失し、その後、伊東忠太設計により大正5年に再建されたのが現在の本殿や諸殿舎です。
本殿前の狛犬も伊東忠太デザイン。
この狛犬を見るたびに、シュっとした格好いい狛犬だなぁと思っていたのですが、伊東忠太デザインとわかり、何となくしっくりきました。
そして、もう一つ。新潟県内で伊東忠太が設計した建物は――
この山門の奥にあります。
つづく(引っ張る)。