今日のイラストは、とよじいの佐渡紀行スケッチブックから、佐渡相川の七浦海岸です。
いかつり船を描いています。船の上に、のれんのように楕円形のものが吊るされていますが、これは、イカを呼び寄せるための灯り(ランプ)漁火です。
イカ釣り船の漁火は、宇宙からもくっきり見えるほどの明るさだと言います。
七浦海岸は漁火の絶景ポイントで、佐渡相川地区の鹿伏から二見までの7つの集落をまたぐ、10kmにおよぶ海岸線です。
隆起に富んだ海岸で、深く突き出た岬「橘の長手岬」
二つの岩が並ぶ「高瀬の夫婦岩」
縄文時代の住居になっていた洞窟
相川の町並みが一望できる「春日崎」
大きな石灯籠や断崖に刻まれた摩崖仏など、見どころ満載の海岸。
夕暮れ時になると、独特の形をした岩の影が海にうつり、紫紅の空とマッチして、美しい情景が奏でられます。
潮風を受けながら海岸線を散策し、夕日を眺めて、漁火に癒やされる。
一日の海の移り変わりを堪能できる佐渡、外海府の旅。いかがでしょう?
参考:さど観光ナビ 夫婦岩